赤瀬 匠弥
概略
- (ST: Speech-Language hearing therapist)は、コミュニケーションおよび嚥下(えんげ)障害に関する専門的な評価と治療を行う専門職です。STの主な業務内容は以下の通りです:
- 出来てから比較的新しい資格で、言語聴覚士(Speech-Language-Hearing Therapist, ST)は、日本において1971年に国立聴力言語障害センター(現:国立身体障害者リハビリテーションセンター)で初めて養成が開始されました。その後、1997年に言語聴覚士法が制定され、国家資格として正式に認定されました。初の国家試験は1999年に実施されました。
- 言語聴覚士は、音声機能、言語機能、聴覚に障害のある人々に対して、その機能の維持向上を図るための訓練や検査、助言、指導などを行う専門職です。
- 彼らは医療機関、福祉施設、教育機関などさまざまな場所で働いており、医師や歯科医師、看護師、理学療法士、作業療法士などと連携してリハビリテーションを行います
- このように、言語聴覚士は比較的新しい職種であり、その役割と重要性がますます認識されてきています。難しい単語が並びましたが、「肩くらいから上を専門にしているリハビリがいる」ということです。それぞれ経験から得て不得手が出来てきます。ジャンルは下記の通り。
- 言語機能は脳に依るものなので複雑で理解が難しいことが多いです。
- しかし大人での「失語症」、子供での「言葉の遅れ」、「吃音」、「場面緘黙」など多くのケースが見られます。
- 飲み込みづらい、むせが止まらない、食べる力が弱まっている状況です。
- 神経疾患や脳卒中後、重心のお子さんなどが該当します。
- 言葉をうまく話せないことでのコミュニケーションの短しさや、物事の行間を読めずに、相手が意図していることと違う認識をしたり、相手の気持ちを汲み取ることが難しかったりします。
評価と診断
- 言語、音声、発音、流暢さ、理解、およびコミュニケーションに関連する障害を評価し、診断します。
- 嚥下障害の評価と診断を行います。
治療とリハビリテーション
- 患者に適した治療計画を立て、それに基づいて個別のセラピーを実施します。
- 発音、言語、流暢さ、理解、およびコミュニケーションの改善を目的としたセッションを行います。
- 嚥下機能の改善を目指すリハビリテーションを行います。
家族および教育機関との連携
- 患者の家族や教育機関と協力し、家庭や学校でのサポート方法についてアドバイスを提供します。
- 必要に応じて、患者の進捗状況を共有し、家庭での練習方法を指導します。
予防と啓発活動
- コミュニケーション障害や嚥下障害の予防に関する教育活動を行います。
- 幼稚園、学校、地域社会での啓発活動を通じて、早期発見と介入の重要性を伝えます。
研究と教育
- 言語聴覚学分野の最新の研究や技術に関する情報を収集し、臨床実践に反映させます。
- 言語聴覚士の教育やトレーニングプログラムに参加し、次世代の専門家の育成に貢献します。
まとめ
- 言語聴覚士は、病院、診療所、学校、リハビリテーション施設、介護施設、そして家庭訪問サービスなど、さまざまな環境で働いています。STの専門知識とスキルは、患者の生活の質を向上させるために非常に重要です。
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